2014年05月25日

薩摩技士の慰霊祭に出席してきました。 今年は、平田靫負が亡くなって260年目だそうです。 薩摩技士とは、江戸時代の1754年2月から1755年3月の間に木曽川、長良川、揖斐川の3河川の治水事業に従事した人々です。 約900人が任務に当たり、1割の方々が事故や疫病で亡くなり、総奉行の平田靫負はこのことに責任を取る形で260年前の5月25日に切腹しております。 鹿児島県建設業会館の玄関には銅像があるくらい、平田靫負を土木の神様として崇拝しております。 また、岐阜県でも薩摩技士の偉業は感謝され続けております。 わずか1年間でこれだけの工事を完成させるのは、機械が普及している現在でも大変だと思います。 実物を見た時には、薩摩技士たちの偉大さを痛感しました。 写真 1